2019年のドラマで原作の漫画を読んでいたのでU-NEXTで観てみた。
主人公の寺田亜希は中学時代カースト上位だった。
そんな亜希は教室でも異質の存在を放つ本行智也に興味本位で付き合い初めての人になる。
それから数年・・・。亜希は就職活動で不採用続き、
挙げ句の果てに同棲していた彼にも浮気され、
行くところがないところでシェアハウスを紹介される。
そこで数年ぶりに初彼の本行智也に出会い、本行の悩みに協力することになるが・・・。
設定はあり得ない感じなんだけど、亜希の中学の時はカースト上位だったのに
社会に出たら打ちのめされ、卑屈になっていき自分を認めてくれる人なら流されてしまう。
そういうところ共感できるなぁ。
自分では”これくらい”って思ってる理想が高いといつかぶち当たる。
そこで自分が思ってるレベルほどの自分ではないと気づかされる。
そこから卑屈になってしまうんだよなぁ。「自分なんて・・」なんて。
甘えてるんだよなぁ。それで「寺田さんが必要だ」って言われると
それがうれしくて流されてしまう・・・。
なんかそういうことってあるなぁって。
自分が必要とするより必要とされる方が幸せだと思ってしまう。
でもそれは自分が無いということなんだろうな。
ドラマ終盤では亜希は迷いながらも自分で決断し、変わっていく・・・・。
人が変わるってこういうことなんだろうなぁ。
自分で変わりたいと思ってもなかなか変われないけど、
小さな決断を自分ですることから始めていく。
その流されやすい性格を利用する周りの人がまた面白い。
同じシェアハウスの住人が言う言葉がまたキツいんだけど的を得てる。
その中で振り回されていきながら自分自身を理解していく。
面白い。いつになっても自分が変わるチャンスってあるのかな?って思わせてくれる。
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